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舌苔は口臭の原因に?でも真っピンクの舌は逆に危険
舌苔が口臭の原因ともいわれていることについて、明倫大学の副学長・宮崎秀夫さんがある実験で証明しています。
それが以下の実験(引用)。
- 成人6人の口臭を測定
- 歯周ケアを行い、再度測定
- 舌苔のクリーニングを行い、再度測定
舌苔が口臭の原因となっていることは証明されましたが、ここで注意してほしいのがやりすぎは厳禁だということです。
舌苔の正常な状態は薄く生えている程度
淡い赤色の舌でうっすらと舌苔がある状態が一番健康的です。
逆に舌苔が全くなかったり、多すぎたりする場合には口臭が発生してしまう可能性があります。
真っピンクな舌は味覚障害を引き起こす
口臭を気にしている人の中には、舌苔を一生懸命無くそうとする人もいますが完全に舌苔をなくすのはかえって逆効果。
いくら舌専用のブラシでも、強く磨きすぎると舌の表面を傷つけて細菌が繁殖したり、ドライマウスの原因にもなってしまいます。
そして、口臭が悪化してしまう可能性があるだけでなく最も怖いのは、味覚障害や舌痛症などの症状が出る可能性もあること。
舌磨きは適度に行うことが大切です。
- 舌が真っピンクになる(舌苔がない)と味覚障害などが起こる可能性もある
- 舌を強く磨くと菌が繁殖して口臭が悪化することも
舌苔による口臭を防ぐ舌ブラシの頻度は
舌苔対策のために頻繁に舌磨きを行うのはNG。
かえって逆効果になるため、自分の舌に必要最低限な頻度で舌磨きを行うのがおすすめです。
- 医学的な観点から見ると基本的には舌磨きは必要ない
- 舌苔が多い人や口臭が気になる人は必要最低限の頻度で舌磨きをしよう
舌ブラシは1日1回だけ使用
舌磨きはやりすぎ厳禁。
出来るかぎり1日1回までとしましょう。
おすすめは朝、寝起きのタイミング。
歯磨きをする前に舌ブラシを使用すると効果的です。
- 舌磨きは1日1回
- 朝、寝起きに舌磨き
- 歯磨きの前にやるのがおすすめ
舌ブラシは力を入れず優しく
舌苔は根をはっているため強く舌ブラシでこすっても1回じゃ取れません。
それどころか、強くこすると舌を傷つけ口臭が悪化してしまいます。
舌苔は小さな積み重ねにより徐々に薄くなっていくので、どれだけ気になっても焦らないこと。
舌ブラシは奥から手前に優しくなでるのがおすすめです。
- 舌ブラシは奥から手前に優しく
- 舌苔は1日じゃ薄くならない
【おまけ】舌ブラシ以外の舌苔対策:マウスウォッシュ
舌ブラシを持っていない人はマウスウォッシュをするのもおすすめ。
舌の上はもちろんですが、口の中にはびこる細菌を一掃できてさらにスッキリできます◎
舌ブラシもマウスウォッシュも持ってる人は、舌磨き→歯磨き→マウスウォッシュの順で行うとなおよし。
まとめ:舌苔はうっすら白く見える程度に残そう!磨きすぎは口臭悪化に
- 舌磨きは1日1回
- 朝、歯磨き前がオススメ
- 舌ブラシは奥から手前に向かって優しくなでるように
- マウスウォッシュも効果的
- 舌磨きをしすぎると口臭悪化や味覚障害が起きる場合も